明日クックパッドで行われる『Tech Founders Japan』に参加できることになったので、お題について簡単に考えてみました。自分達はこうだった、とか、多分同じ理由がでるんじゃないかな、とか思いながら書いています。
第一部 シリコンバレー起業最前線
デザイナーとエンジニアの組み合わせで起業したFoodspotting.comの創業者を迎え、彼らが起業したきっかけ、うまくいった点、苦労した点な どをお聞きします。特にものづくりを出来る人が起業するメリットとデメリットについて自らの経験をもとに語ってもらいます。
起業のきっかけ
- 楽したかったから
- 通勤が嫌だったから
- 組織が面倒くさかったから
- 好きなことをして食べていきたかったから
うちの奥さんがフリーになった理由のひとつに「インコを飼いたかったから」というものがあったのですが、Twitterのインコクラスタ内で賛同者多数のお墨付きをもらったそうです。
デザイナーとエンジニアが組んでうまくいきそうな点
- 苦手な分野をカバーしあえる
- ウェブサービスの立ち上げが楽にできる
デザイナーもプログラマーもコーダーもウェブ上で生産活動が出来る業種ですが、意外と単独では動けないです。特にコーダー(経験者談)。組むことで動ける幅が増えることが一番のメリットじゃないかなと。ドラクエで言うと 戦士+戦士 より 戦士+僧侶 の方が楽になるような感じですね。
デザイナーとエンジニアが組んで苦労しそうな点
- お互いの世界の言葉が通じない
- 考え方の違い、発想の違いが溝になることも
どっちかというとエンジニアの言葉の方が難しい気がします。カタカナ語多いですし。
それよりも、エンジニアがデザイナーを「ただページを作るだけの人」として見てたり、その逆だったりするとうまく行かないだろうな…と思いました。が、これは業種以前の問題だったので特に気にしなくてもいいかなと思いました。お互いが対等に、尊敬しあえる間柄だとうまく行くと思います。逆だと苦労しそうです。お仕事の相手も、友達も、夫婦も、なんでもそうですね。
ものづくりできる人が起業するメリット
- 自分が関心を持っているものを作れる
人に言われてやるよりやる気の出方が違うので、これがメリットですね。
ものづくりできる人が起業するデメリット
- 営業、経理など会社としての機能を自分でこなさないといけない
- 俺俺なものを作りがち
一つめはよくある話です。なんとか慣れるしかないように思います。営業は苦痛だった…。
二つめはメリットに挙げたものの暗黒面になるんですが、独りよがりなものを作ってしまいがちなんじゃないかという話です。自分が作りたいものを作って当たればいいんですが、たいていは自分の我が出すぎてしまってバランスの悪いものになってしまうのでは…と思っています。こういうのを俺俺なもの(≒誰得なもの)と呼んでいるのですが、作っているときは周りが見えなくなるのでなんとか治したいです。
第二部 起業を成功させるために必要な要素とは?
要素を自分の外側と内側に分けました。
内的要因
- 身も蓋もない正論だけを吐いて、それを正確に実行できる精神力
- (倫理的に)間違ったことをしない
外的要因
- なし
たぶん天然のマッチョだったら問題なさそうです。僕はガリガリなので苦労しそうです。ガリガリだけにコツコツやっていきたい。
外的要因を「なし」としているのは、外に理由を求めてしまうと運頼みになってしまうからです。いろんな環境があると思いますが、自分の中身と比べたら補正値にしかならないと思っています。自己責任教とかいわない。
運かどうか
「うまくいったのが運かどうか」を考えていたら、下のようなリストができました。
- 正しいことをして上手くいかなかったら運が無い
- 正しいことをして上手くいったら運が良い
- 間違ったことをして上手くいかなかったのは運ではない
- 間違ったことをして上手くいったのは運が良い
えらい謙虚ですが、これくらいでいいです、多分。
ということで、明日のイベントが楽しみです。タッパ持っていこうかな…?
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